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政治

サード敷地、政府が供与手続きを完了 正常化が加速

Write: 2022-09-19 13:36:16Update: 2022-09-21 17:47:01

サード敷地、政府が供与手続きを完了  正常化が加速

Photo : YONHAP News

慶尚北道(キョンサンブクト)星州(ソンジュ)郡に配備されたアメリカの迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」について、追加の敷地をアメリカ軍に供与する手続きが終わったことがわかりました。
外交消息筋などが19日に明らかにしたところによりますと、外交部の当局者と在韓米軍の指揮官からなるSOFA=韓国駐留アメリカ軍地位協定の合同委員会で今月8日、敷地供与に関する文書が調印され、供与の手続きが完了したということです。
サード基地の敷地は、2017年に初めて供与され、今回はの1回目以降5年ぶりの追加となります。
2回目の供与は、基地内に道路をつくるなど敷地開発工事のために行われるもので、供与される面積は40万平方メートルで、1回目と合わせると73万平方メートルに上ります。
政府は先月、サード基地の環境影響評価(アセスメント)に向けた評価協議会を設置し、環境影響評価の手続きにとりかかりました。
また、サード基地は、基地の運用に反対する地域住民などにより、地上からのアクセスが難しく、アメリカ軍はヘリコプターを利用して必要な物資を搬入していましたが、今月4日には出入り口に設置された障害物の除去などを行って道路からの物資の搬入を可能にする措置が取られました。
こうしたなか、今回、2回目の敷地供与が合意されたことで、基地の「正常化」に向けた手続きがほぼ終わったとの見方が出ています。

★2022年9月20日修正

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