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政治

与党の新院内代表に当選5回の朱豪英議員

Write: 2022-09-19 17:07:52

与党の新院内代表に当選5回の朱豪英議員

Photo : YONHAP News

与党「国民の力」は19日の議員総会で、国会運営を取り仕切る新たな院内代表に、当選5回の重鎮、朱豪英(チュ・ホヨン)議員を選出しました。
朱議員は、「国民の力」に所属する議員のうち106人が参加した決選投票で61票を獲得し、当選しました。
朱豪英氏は、5回当選の重鎮で、同じく5回当選の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長とともに、李俊錫(イ・ジュンソク)前代表に対する懲戒処分以降続いている党内の混乱を収拾し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後初めての通常国会で与党を率いるという重責を担うことになりました。
朱豪英氏は鄭鎮碩委員長と並んで党内最多の5回当選議員で、派閥色が薄いことが最大の強みとされ、以前、院内代表を務めたこともあり、党内の対立を収拾し、与党の国会運営を取り仕切る適任者と評価されています。
院内代表の選挙は、尹大統領の最側近の一人、権性東(クォン・ソンドン)氏が今月、党の混乱の責任を取って辞任したことを受けて実施されました。
任期は来年4月までです。
党憲=党の綱領では、院内代表の任期は1年となっていますが、朱氏は権氏の残りの任期のみ務める意向を示しています。
「国民の力」は現在、尹大統領の側近らと李俊錫前代表との党内対立が激しさを増しています。
「国民の力」は、李俊錫前代表が性接待を受けた証拠の隠滅を教唆した疑惑で、党員資格停止6か月の懲戒処分を受けたことを踏まえて、8月に非常対策委員会を設置し、李前代表を解任して朱豪英氏を非常対策委員長に任命しましたが、裁判所は解任された李前代表の不服申請を認める形で、新たに党トップとなっていた朱豪英氏の職務停止を命じる仮処分を決め、これにより、朱豪英氏は委員長職を退いていました。
与党「国民の力」は、鄭鎮碩氏を委員長とする新しい非常対策委員会をこのほど発足させましたが、李前代表は新しい非常対策委員会の職務停止を求める仮処分を裁判所に申し立てており、裁判所の判断次第では、鄭鎮碩委員長だけでなく、朱豪英新院内代表の選出も無効になる可能性があります。

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