中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は20日午前0時までに新たに4万7917人が確認されました。
新たな感染者は2週前に比べて半分程度にまで減っていて、減少傾向が続いています。
ただ、再感染とみられるケースは増えていて、9月第1週は全体の感染者の10.18%が2回目以上の再感染と推測されています。
重症患者数は11人減って497人となり、亡くなった人は24人増えて累計で2万7891人となりました。
一方、感染対策の緩和を求める声が高まっていることを受けて、防疫当局はマスクの着用義務を廃止する案を検討しています。
今のところ、屋外であっても50人以上が集まるイベントや集会、スポーツ競技や公演などではマスクの着用が義務付けられています。
また、海外からの入国後、翌日までに受けなければならないPCR検査も、海外の状況などを総合的に考慮して廃止する方向で検討中です。
ただ、室内でのマスク着用や感染者の7日間の隔離義務などは、まだ議論する段階ではないと判断したということです。