新型コロナウイルスのオミクロン株に対応するよう改良されたアメリカのモデルナ社製のワクチンの接種が、来月11日から始まります。
中央災害安全対策本部の李祥敏(イ・サンミン)本部長は21日の会議で、「冬の追加接種は、オミクロン株対応ワクチンを中心に行い、優先順位に沿って段階的に拡大していく」と述べました。
まずは、免疫が低下している人や集団感染が起きやすい施設の入所者と従事者、60歳以上の高齢者を対象に行い、今月27日から予約の受け付けが始まるということです。
韓国では、新型コロナの感染者の減少傾向が続いています。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は21日午前0時までに新たに4万1286人が確認されました。
水曜日発表分としては、7月13日以来10週ぶりの低水準となりました。
重症患者数は3人減って494人で、2日連続で減っています。
亡くなった人は59人増えて累計で2万7950人となり、致死率は0.11%となっています。