韓国のシンクタンク、 産業研究院は、ことしの韓国の防衛産業の輸出額が200億ドルを超えるとの見通しを示しました。
産業研究院が3日に発表した報告書によりますと、年内にオーストラリアやマレーシア、それにノルウェーなどと兵器の輸出契約を結んだ場合、ことしの防衛産業の輸出額は、200億ドルを超える見通しだということです。
韓国の防衛産業の年間の輸出額はこの10年間、20億から30億ドル程度で推移していましたが、世界で兵器の需要が高まっていることから、去年は過去最高の72億5000万ドルを記録し、ことしはすでにその記録を超え、100億ドルを突破しています。
産業研究院は報告書で、以前はアジアと北米が中心だった兵器の輸出先が、中東、欧州、中南米、オセアニア、アフリカにまで拡大しつつあるほか、輸出製品は、従来の弾薬や艦艇だけでなく戦車などの機動兵器や火力兵器、航空機、誘導兵器などに多角化していると分析しました。
一方、韓国における防衛産業輸出の支援制度は先進国レベルに達していないとして、改善の必要性を指摘しました。