最新の世論調査で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の支持率が32%と、前回より小幅に上昇しました。
世論調査会社「リアルメーター」が今月4日から7日にかけて、全国18歳以上の男女2012人を対象に調査したところ、尹大統領の国政運営について「うまくやっている」と答えた人は、前週の調査より0.8ポイント上がった32%、「うまくやっていない」と答えた人は、0.2ポイント下がった65.8%でした。
リアルメーターは、支持率上昇の要因として、2020年に韓半島西の海、西海(ソヘ)で起きた北韓軍による韓国人男性公務員の射殺事件で、監査院が文在寅(ムン・ジェイン)前大統領に書面調査に応じるよう通知を送っていたことが明らかになり、尹大統領がニューヨークの訪問中に発したとされる暴言への関心が薄れたためと分析しています。
政党の支持率は、与党「国民の力」が0.1ポイント下がって35.2%、最大野党「共に民主党」は3.1ポイント上がって49.2%でした。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±2.2ポイントです。詳しい内容は、リアルメーターと中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認できます。