北韓は軍用機10機あまりを動員し、韓国との軍事境界線付近に設定されている飛行禁止区域に接近したのに続き、弾道ミサイルを韓半島東の海、東海に向けて発射しました。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、13日夜10時半ごろから14日午前0時20分ごろにかけて、北韓の軍用機10機あまりが、韓国との軍事境界線付近に設定されている飛行禁止区域の近くまで南下したと明らかにしました。
これに対抗し韓国軍は、戦闘機を緊急発進させるなど対応にあたったとしています。
合同参謀本部はまた、北韓が14日午前1時49分ごろ、平壌の順安(スナン)付近から東海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射したと発表しました。
北韓によるミサイル発射は12日の長距離巡航ミサイルに続くもので、今年に入って27回目です。