朴振(パク・チン)外交部長官が今月17日と18日に、韓国との国交樹立からことしで30年となるベトナムを公式に訪れることになりました。
外交部の報道官が13日の定例会見で発表したところによりますと、朴長官は今月17日と18日にブイ・タイン・ソン外相の招きでベトナムを訪れるということです。
朴長官はソン外相と会談し、両国関係や韓半島問題などについて話し合います。
来月、カンボジア・プノンペンで開かれる韓・ASEAN=東南アジア諸国連合首脳会議の準備についても議論するということです。
また朴長官は、グエン・スアン・フック国家主席らベトナムの指導者を表敬訪問するほか、ベトナムに住む同胞や企業経営者との懇談会を開く予定です。
両国の国交樹立から30年となることし、韓国政府の高官がベトナムを訪れるのはこれが初めてです。
朴長官をめぐっては、先月29日に野党が提出した解任決議案が国会で可決しましたが、法的拘束力がないため、職務を続けていて、ベトナム訪問は解任決議後、初めての海外出張となります。