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韓半島

北韓 深夜の挑発 軍用機接近・砲射撃・ミサイル発射

Write: 2022-10-14 11:25:08Update: 2022-10-14 15:40:57

北韓 深夜の挑発 軍用機接近・砲射撃・ミサイル発射

Photo : YONHAP News

北韓は13日夜から14日未明にかけて、ミサイル発射を含め、各種の武力挑発を繰り返しました。 
 
韓国軍合同参謀本部によりますと、13日午後10時30分ごろから14日午前0時20分ごろに、北韓の軍用機およそ10機が、韓国との軍事境界線付近に設定された飛行禁止区域に接近し、韓国軍の戦闘機が緊急発進したということです。
 
南北は関係改善が進んでいた2018年、境界区域での一切の敵対行為を禁じることで合意しており、北韓がこの区域に接近して飛行するのは合意後初めてで、韓国軍は声明で、今回の挑発は「明白な合意違反だ」と非難しました。
 
威嚇飛行に続いて、北韓は軍事境界線付近の海上で170発以上の砲射撃を行いました。
 
韓国軍によりますと、北韓は14日 午前1時20分頃から1時25分頃まで韓半島西の海、西海(ソヘ)に向けておよそ130発、午前2時57分から3時7分まで韓半島東の海、東海(トンヘ)におよそ40発の砲射撃を行ったということです。韓国の領海への着弾はないということです。
 
西海と東海での砲撃の間の午前1時49分ごろ、北韓は平壌(ピョンヤン)の順安(スナン)付近から東海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射しました。
 
韓国軍によりますと、飛行距離はおよそ700キロ、高度はおよそ50キロで、速度はマッハ6を探知したということです。
 
北韓の朝鮮人民軍参謀部はミサイル発射からおよそ30分後に声明を発表し、「13日、韓国軍は10時間にわたって砲射撃を強行した。挑発的行動を重く見て、強力な軍事行動措置を講じた」と述べ、弾道ミサイル発射は対抗措置だったと主張しました。北韓が発射直後に声明を出すのは異例のことです。
 
北韓の一連の軍事挑発を受けて、金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長はラカメラ韓米連合軍司令官と協議し、連合防衛態勢を強化することで一致しました。
 
北韓は、ことしに入り、弾道ミサイルを24回、巡航ミサイルを3回発射しています。

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