週末に発生した韓国最大のメッセンジャーアプリケーション「カカオトーク」などの接続障害を受けて、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、早急にサービスを再開できるよう、政府省庁も努力するよう指示しました。
尹大統領は16日、カカオなどデジタルサービスの接続障害による国民の不便と被害について、非常に重く受け止めているとしたうえで、原因の特定、事故発生時の対応策、そしてバックアップのデータセンターの設置などを含めた再発防止策を設ける必要があると強調しました。
今回の障害は、カカオの電算システムが置かれているソウル近郊、城南(ソンナム)市のデータセンターで、15日午後3時半ごろ発生した火災によるもので、カカオトークをはじめ、オンライン決済サービス「カカオペイ」や交通系プラットフォーム「カカオT」などカカオの多数のサービスに接続障害が発生しました。
カカオによりますと、一日の利用者数が多く、利用者の日常生活に大きな影響を与えるサービスから優先的に復旧しているということです。