ロシアのプーチン大統領が先月下旬、ウクライナへの侵攻をめぐり予備役の部分的な動員令を発動したあと、韓国への入国を申請したロシア人は合わせて27人で、このうち6人に入国許可が下りたことがわかりました。
外交部の当局者は18日、報道陣に対し、「ロシアの動員令による入国申請が続いている」としたうえで、27人の申請のうち、韓国の入国記録のある6人を除いては、許可されなかったと説明しました。また、入国許可の基準については、「出入国管理所と法務部が、従来の入国審査手続きなどに準じて検討している」と語りました。
プーチン大統領は、こう着状態となっているウクライナの戦場に送る兵力と補うため、9月21日、30万人の予備役を動員すると発表しました。これを受けて、ロシアでは全国的に反対デモが拡がり、動員の対象となった人々の周辺国への脱出が相次いでいます。