江原道(カンウォンド)の春川(チュンチョン)と韓半島東海岸の束草(ソクチョ)を結ぶ、高速鉄道の工事が始まりました。2027年末に開通すれば、ソウルから束草まで1時間39分で行けるようになります。
18日、束草のエキスポ広場で、春川-束草間の東西高速化鉄道の着工式が行われ、工事の早期完工を公約とした尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を始め、政府や自治体の関係者、地域の住民らが参加しました。
東西高速化鉄道は、ソウルと春川を結ぶ路線を束草まで延長させるため、新たに93.7キロの線路を設置するもので、合計で2兆4377億ウォンが投じられる大型事業です。
工事が予定通りに進めば、2027年末に開通する見通しで、最大速度250キロでソウルから束草まで1時間39分で行けるようになります。
尹大統領は着工式の挨拶で、「交通網の整備などを通じて、地域のバランスのとれた発展や、地方時代の開幕を積極的に支援していく」と述べました。