韓国と日本、それにアメリカの3か国の外務次官が26日、東京で会談し、北韓問題での協力策を議論します。
外交部によりますと、趙賢東(チョ・ヒョンドン)第1次官は26日、東京で開かれる第11回韓日米外務次官会談に出席するため、25日から3日間の日程で日本を訪れるということです。
会談には、日本から森健良外務次官、アメリカからはシャーマン国務副長官が出席し、北韓問題やグローバルな懸案への対応で3か国の連携を強化する方策について議論します。
北韓の挑発がエスカレートしているうえ、7回目の核実験の可能性が高まっているだけに、安全保障での協力強化が集中的に議論されるとみられます。また韓日間の最大の懸案となっている徴用工問題も取り上げられる見通しです。
外交部の当局者は最近、記者団に対し、「韓日米外務次官会談が(徴用国問題の解決の)重要なモメンタム(勢い)になる可能性はあるが、ここで何かが決まることは想定していない」と話しています。
韓日米外務次官会談は2015年4月から始まり、3か国の持ち回りでソウル、東京、ワシントンで開かれています。
趙次官は日本滞在中に韓米、韓日の2国間の会談も開く予定です。