大学新卒者の6割以上が、就職を断念していることが経済団体の調査でわかりました。
全国経済人連合会は全国の大学新卒者、およそ2400人を対象に調査を行い、就職活動をしているか尋ねたところ、「形式的にやっている」「ほぼしていない」「休んでいる」と、事実上就職を断念しているとみられる回答をした人は合わせて65.8%でした。
「積極的に就職活動をしている」と答えた人は、16%にとどまりました。
積極的に就職活動をしていない理由として、「能力、技術、知識が十分じゃないから」が49.5%と最も多く、次いで「就職難だから」が38.8%でした。