北韓による挑発がエスカレートするなか、韓国の浦項(ポハン)ではいわゆる「護国訓練」の一環として合同上陸訓練が行われ、その様子がメディアに公開されました。
韓国海兵隊によりますと、26日、浦項で海上や空中からの上陸訓練を実施したということです。
この訓練には、海兵隊や海軍の兵士6000人あまりと、水陸両用装甲車40台あまり、艦艇10隻あまり、輸送機や輸送ヘリなど、航空機50機あまりが参加しました。
また敵の複合的な脅威を想定して、空軍作戦司令部、特殊戦司令部、陸軍航空司令部、国軍輸送司令部、国軍化生放司令部、国軍心理戦団、サイバー作戦司令部の部隊が参加しました。
合同上陸訓練は、護国訓練の一環として、毎年浦項で行われてきましたが、2018年からは南北関係を意識してメディアには公開されておらず、大規模な上陸訓練の様子が公開されたのは4年ぶりとなります。