スイスを訪問している呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は24日(現地時間)、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長と会談し、2036年の夏季オリンピックのソウル誘致を希望する意向を伝えました。
呉市長は会談で、ソウル市は、1988年のソウルオリンピックで使用された施設の改修工事を行うなど、2036年夏季オリンピックの開催に向けてインフラが整っているという点を、積極的にアピールしました。
これに対して、バッハ会長は「ソウルは、長期的な都市計画をもっており、すでに準備が整っている都市という印象を受けた」と話したということです。
2036年のオリンピックの誘致には、韓国のほか中国やインドネシアなどすでに多くの国が乗り出しており、激しい競争が予想されます。
ソウル市がオリンピックの誘致に成功すれば、韓国では48年ぶり、2回目の夏季オリンピックを開催することになります。これまで夏季オリンピックを2回以上開催した国は6か国で、韓国が7か国目になれるか注目されます。