新型コロナウイルスの影響で中断していた韓国と日本を結ぶ国際旅客船の運航を再開すると、海洋水産部が26日発表しました。 
 
韓国と日本を結ぶ国際旅客船は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年3月から運航が中断されていました。
 
このところ両国の観光需要が増加し、旅客船の運航再開を求める声が高まっていることを受け、中央防疫対策本部は25日に会議を開き、国際旅客船の運航再開を許可しました。
 
これによって、韓国の釜山港、東海（トンへ）港と、日本の福岡、大阪、下関、対馬、舞鶴を結ぶ国際旅客船の運航が再開されることになります。
 
ただ、日本側で出入国手続きなどの準備が必要なため、本格的な運航再開にはさらに時間がかかりそうです。
 
今のところ、11月4日に福岡を出発し釜山港に到着する旅客船の運航が予定されています。