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韓半島

北韓が東海に向け弾道ミサイル2発発射

Write: 2022-10-28 15:12:06Update: 2022-10-28 16:25:04

北韓が東海に向け弾道ミサイル2発発射

Photo : YONHAP News

北韓が、韓半島東の海、東海(トンヘ)に向けて短距離弾道ミサイルを発射しました。 
 
韓国軍の合同参謀本部によりますと、北韓は28日午前11時59分ごろから午後0時18分にかけて、東部の江原道(カンウォンド)通川(トンチョン)付近から東海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したということです。
 
韓国軍は、ミサイルの詳しい情報の収集と分析を急いでいます。
 
北韓は、韓国軍が今月17日から行っている定例の大規模な野外機動訓練の最終日となる28日に、弾道ミサイルによる挑発を強行したことになります。
 
これに先立って、北韓の対外宣伝メディア「メアリ」は、韓国軍の野外機動訓練について「韓半島の軍事的不安と危険を高める無文別な対決的妄動だ」と批判しました。
 
同じく北韓の対外宣伝メディア「朝鮮の今日」も、ことし8月の韓国軍とアメリカ軍による合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド(UFS)」をはじめ、韓国軍の野外機動訓練に至るまで、韓国が相次いで「戦争挑発」を行っていると主張しました。
 
北韓は、最大の後ろ盾である中国の共産党大会が終わり、習近平国家主席の共産党総書記3期目続投の決定を待って、弾道ミサイルによる挑発を再開したことになります。
 
北韓の弾道ミサイル発射は、今月14日以来2週間ぶりで、ことしに入ってからは25回目です。
 
ミサイルの発射はなかったものの、北韓は、今月14~24日まで数回にわたり、2018年9月の南北首脳会談で締結された「9.19南北軍事合意」に違反し、放射砲などの射撃を行っています。
 
合同参謀本部によりますと、韓国軍が監視と警戒態勢を強化しているなか、韓国とアメリカは緊密に連携し、万全の対応体制を整えているということです。

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