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国際

脱北者が米に亡命 YouTubeを見て決心

Write: 2022-11-01 11:20:25Update: 2022-11-01 15:11:02

脱北者1人がアメリカの難民認定を受け、31日に入国したとアメリカの政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が報じました。 
 
VOAによりますと、脱北者のAさんは数年前、派遣された海外で脱北し、その後別の国へ逃れ、現地のアメリカ大使館に駆け込んでアメリカへの亡命を申請しました。
 
VOAとのインタビューでAさんは、ユーチューブなどでニュースをはじめとする各種の動画を視聴し、北韓体制の虚像に気づいたあと、脱北するかどうか1年間悩んだと語っています。
 
また、北韓が住民に対して行っている洗脳ともいえる教育の影響は、「ユーチューブの動画を1つ、1週間も流せばすべてなくなるだろう」と述べ、北韓の住民が独裁体制に疑問を抱くよう、「どんな手段を使ってでも、より多くの情報を北韓に送り込んでほしい」と訴えました。
 
アメリカ議会が2004年に採択した北韓人権法に基づいて第3国で難民認定を受けアメリカに入国した脱北者は、Aさんを含め合わせて225人です。今回の亡命は、去年11月に入国した女性3人と男性1人の4人に次いで、およそ1年ぶりとなります。
 
アメリカ国務省は、9月に公開した2023年度の難民受け入れに関する報告書で、北韓の人権状況について「深く憂慮する」と明らかにしています。

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