試合中に顔面を骨折したイングランド・プレミアリーグのトッテナムで活躍する、韓国代表のソン・フンミンの手術が無事成功したと、大韓サッカー協会が明らかにしました。 
 
サッカー協会の関係者は5日午前、ソウル近郊の坡州（パジュ）にあるトレーニングセンターで記者団に、「トッテナム側から、ソン・フンミンの手術がうまくいったという知らせを受けた」と明らかにしました。
 
ただ、「手術を終えたばかりであるため、ワールドカップ出場について言及するのは時期尚早だ。ソン・フンミンの負傷部位の状態について、トッテナムと持続的に意思疎通している」と説明しました。
 
ソン・フンミンは現地時間の1日に行われたヨーロッパ・チャンピオンズリーグの1次リーグD組最終戦のマルセイユ戦で、空中戦の競り合いで負傷し、途中交代しました。
 
ワールドカップ・カタール大会を15日後に控えているものの、韓国の医学界では、1か月は休むべきだとする意見が優勢でした。
 
ただ、プロ選手は普段からある程度負傷がある状態で試合に臨んでいるため、予想よりも早く復帰できるとの見通しも出ています。
 
これに先立ち、イギリスの日刊紙デイリー・テレグラフも、「ソン・フンミンが無事手術を終えた。医療チームも手術は成功したと感じており、ワールドカップ出場にも肯定的だ」と報じています。