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政治

尹大統領が教育部長官を任命 内閣完成

Write: 2022-11-07 14:50:02Update: 2022-11-07 15:13:23

尹大統領が教育部長官を任命 内閣完成

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が社会副総理兼教育部長官候補の李周浩(イ・ジュホ)氏を正式に任命したと、大統領室が7日発表しました。この任命により、尹政権発足後、半年経って内閣すべてのポストが埋まりました。 
 
李氏は、1961年大邱(テグ)生まれで、1990年にアメリカのコーネル大学で経済学の博士号を取得し、政府系シンクタンクのKDI=韓国開発研究院の国際政策大学院大学で教授を務めています。
 
李明博(イ・ミョンバク)政権時代の2008年に大統領府青瓦台の初代教育科学文化首席秘書官に抜擢され、2010年8月から2013年3月まで教育科学技術部(現在の教育部)の長官を務めました。前回の長官時代には「平準化を超えて多様化へ」をスローガンに掲げて教育の規制改革を進めました。
 
今回の任命に、教育界から大胆な改革を期待する声がある一方で、李氏が李明博政権時代に実施した政策は競争中心の教育を深刻化させたと批判する声も出ています。
 
国会教育委員会は先月28日に李氏の人事聴聞会を開きましたが、報告書を採択できず、尹大統領は国会に再送付を要請しましたが、その期限も今月4日に満了し、任命を強行したものです。
 
国会が再送付に応じない場合、大統領は報告書なしで長官を任命することができます。閣僚級のポストが人事聴聞報告書の採択なしに任命されたのは、尹政権の発足後14人目です。
 
教育部長官のポストは、朴順愛(パク・スネ)教育部長官が8月に、小学校の就学年齢の引き下げ案をめぐって混乱を招いたことの責任をとって就任から1か月余りで辞任して以来、およそ3か月間空席となっていました。
 
李氏の任命により、18閣僚全員が就任し、新政権発足から181日で第1次内閣が完成しました。

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