権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官は7日、北韓が7回目の核実験に踏み切る可能性について、具体的な兆候はみられないと述べました。
権長官は、国会の外交統一委員会で、北韓が7回目の核実験に踏み切るとの観測が出ていることについて、「いつでも行える状況ではあるが、実験が差し迫ったときにみられる具体的な兆候はない」と話しました。
権長官は、北韓が5年前に核武力の完成を宣言した11月29日に合わせて核実験を実施するのではないかという見方もあると説明しました。
そして、「北韓が核実験を行う場合、徹底した措置を取れるよう準備しなければならない」としたうえで、北韓と直接的な対話はできていないが、別の方法で圧力をかけたり説得したりする努力を続けると強調しました。