8日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は6万人を上回り、火曜日の発表分としてはこの9週間で最も多くなりました。すべての曜日をあわせても、9月15日以降の54日間で最多となっています。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナの感染者は8日午前0時までに新たに6万2273人が確認されました。週明けの月曜日は検査件数が比較的少ないことを踏まえても、前日に比べて3倍以上に増加しています。亡くなった人は前の日より12人多い30人でした。
一方、重症患者数は360人で、5日連続で300人を上回っています。病床稼働率は、7日午後5時の時点で26.6%となっていて、先月中旬の15%から大きく増加しています。
防疫当局は、冬場の再流行の兆しが顕著になりつつあるとして、国民に対し追加のワクチン接種を行うよう呼びかけています。