北韓が9日、再び弾道ミサイルを発射しました。 
 
韓国軍の合同参謀本部によりますと、北韓が9日午後３時半すぎ、韓半島北西部の平安南道（ピョンアンナムド）・肅川（スクチョン）から韓半島の東の海、東海（トンへ）に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射したということです。
 
軍当局は詳しい分析を進めるとともに、万全の警戒態勢を敷いています。 
 
今回の発射は4日ぶりの挑発です。北韓は韓米の空中連合訓練「ビジラント・ストーム」が行われていた今月2日から5日にかけて、あわせておよそ35発のミサイルを発射しました。
 
韓国では現在、北韓の核やミサイルなど様々な脅威に備えた指揮所演習「太極（テグク）演習」が行われているほか、アメリカでは中間選挙の開票が行われている最中で、こうした動きにあわせて軍事挑発を再開したものとみられます。