17日に行われる、大学入試センター試験にあたる大学修学能力試験の問題と解答用紙が14日午前7時30分から16日までの間に全国の試験地区に送られます。
問題用紙と解答用紙は、試験前日まで厳重な警備のもと各地区で保管され、当日の朝、試験会場に送られます。
ことしの修学能力試験は17日午前から全国1300あまりの会場で行われ、50万8000人あまりが受験します。
教育部は、大学修学能力試験を前に新型コロナの感染者が再び増加に転じたことから、関連対策を取っています。
まず、新型コロナに感染した受験生のための特別試験会場を680か所から827か所に増やし、収容可能な人数を4000人あまりから1万2000人あまりに増やしました。
教育部は、陽性判定を受けた受験生が教育支援庁などに連絡をすれば、特別試験会場での受験が可能になると説明しています。
新型コロナに感染して入院した受験生のための病院の試験場も、24の病院の93床から25の病院の108床に増やしました。
一方、全国の新型コロナの感染者数は14日午前0時までに新たに2万3700人あまりが確認され、月曜日の発表としてはこの9週間でもっとも多くなりました。
重症患者数は48日ぶりに400人を超え、亡くなった人は44人でした。