尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、インドネシアのバリで開催されているG20=主要20か国の首脳会議に参加し、食料とエネルギー分野における過度な保護主義を自制すべきだと提案しました。
尹大統領は15日、G20サミットの食料とエネルギー安全保障に関するセッションで演説し、2008年に初めて開催されたG20サミットで韓国が提案した「貿易と投資障壁の凍結」にすべての加盟国が参加したことに触れながら、食料とエネルギー分野における過度な保護主義を自制すべきだと述べました。
尹大統領は、この問題での国際社会の連帯や協力の重要性を強調し、「韓国は過去に食糧支援を受けて危機を乗り越えただけに、より大きな責任感を持ってコメ支援などを通じて国際社会に貢献していく」と述べました。
議長国のインドネシアは、ことしのG20サミットのテーマを「共に回復、より強く回復」としていて、食料とエネルギー問題、保健、デジタル変革の3つのセッションで首脳会議が行われます。