新型コロナウイルスの再流行が懸念されるなか、大学入試センター試験にあたる大学修学能力試験が、あす17日に実施されます。新型コロナの感染拡大以降、3回目の修学能力試験となります。
ことしの試験は、17日午前8時40分から全国1300あまりの会場で行われ、50万8000人あまりが受験します。
前日の今日は、受験生が試験会場を前もって確認し受験票を受け取るなど、準備が行なわれています。
おととしと去年に続いてことしも、新型コロナに感染した受験生は特別に設けられた試験場で受験し、入院治療者は病院で試験を受けるということです。
また、当日に感染症状が確認された受験生は、一般の試験場に別途設けられた試験室で受験するということです。
一方、教育部は今月14日、新型コロナの再流行によって受験者のなかでも感染が広がる可能性に備え、感染者のための特別試験場の収容人数を、当初の予定の3倍にあたるおよそ1万3000人まで拡大すると明らかにしました。