16日から開かれている拡大ASEAN=東南アジア諸国連合国防相会議のサイバーセキュリティー専門家会合で、17日、韓国主導のサイバー模擬訓練が行われます。
17日まで開かれるこの会議には、ASEAN加盟10か国のほかに、韓国、アメリカ、中国、日本、ロシアなど8か国が参加し、韓国とマレーシアが共同議長国を務めます。
初日のテレビ会議で各国は、サイバーセキュリティー分野の国防政策能力の強化に向け、自国のサイバー訓練について発表し、実戦的サイバー訓練のための課題を議論しました。
17日には、韓国国防部主導でサイバー模擬訓練を行い、2か国ずつチームを組んで、不正プログラムなどの問題の解決に当たります。
国防部は、「今回の訓練が、各国のサイバー対応能力の格差解消に貢献すると期待している。ことしの訓練をもとに、来年は韓国で対面の訓練が行われる予定だ」と明らかにしました。
韓国はおととし、マレーシアとともにこの会議の共同議長国に選ばれていて、任期はことしから3年間です。