韓国では新型コロナウイルス感染症の流行の第7波が始まっていますが、感染者の数に対する死者の数は、第6波の2倍となっています。
最近一週間の一日の平均死者数は47人で、第6波中だった8月の第2週目と同じですが、当時は感染者数が今の2.3倍となっていて、第7波の感染者に対する死者の割合の高さが目立っています。
亡くなった人の90%以上は、60歳以上の高齢者です。
60歳以上のワクチン接種率は、3回目までを終えた人の割合は90%であるのに対し、4回目を終えた人の割合は44.2%と、半分以下に下がっています。
専門家は、「流行の規模がこれまでに比べて大きくなる可能性はないとみられるが、注意が必要だ」と話しています。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は18日午前0時までに新たに4万9418人が確認されました。前日より6019人、1週間前に比べて5101人少なくなっています。
重症患者者数は365人で、亡くなった人は63人でした。