北韓が発射した新型のICBM=大陸間弾道ミサイル「火星17型」について、韓国軍の合同参謀本部は、実戦配備されたという情報は確認されていないと、21日、明らかにしました。
火星17型が発射された翌日の19日、朝鮮中央通信は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の立ち会いのもと火星17型の発射実験に成功したと報じ、「ICBM部隊」について初めて言及しました。
これを受け、一部では、北韓がICBM部隊を創設し、火星17型を実戦配備しようとしているのではないかとの見方が出ていました。
合同参謀本部は、「北韓が発射したミサイルは、北韓が主張する火星17型であるとみられるが、火星17型が実戦配備されたという情報は確認されていない」としたうえで、このミサイルの詳細について、韓米の情報当局が分析を行っていると述べました。