先月グアムに配備されたアメリカ空軍の戦略爆撃機「B-1B」4機が、アメリカ本土に復帰したことがわかりました。
民間の航空追跡サイト「エアクラフト・スポット」が21日に明らかにしたところによりますと、グアムのアンダーセン基地に配備されていた「B-1B」4機は、サウスダコタ州のエルスワース空軍基地に復帰したということです。
先月18日にグアムに配備された「B-1B」は、今月5日は、 韓国とアメリカの空軍による合同軍事演習「ビジラント・ストーム」に合流したほか、19日には、 北韓が前日にICBM=大陸間弾道ミサイルを発射したことに対する対抗措置として、韓米の合同飛行訓練に参加しました。
今回のB-1Bの復帰について、エアクラフト・スポットは「北韓によるICBM発射で緊張が高まっているが、グアムに配備されていたB-1B 4機は全てアメリカの基地に向け出発しており、B-1Bに代わる機体が配備される様子は確認されていない」と指摘しています。