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社会

韓国の男女間賃金格差 去年もOECD1位

Write: 2022-12-05 10:02:11Update: 2022-12-05 11:13:03

韓国の男女間賃金格差 去年もOECD1位

Photo : YONHAP News

韓国の男女間の賃金格差が、去年もOECD=経済協力開発機構の加盟国の中でもっとも大きかったことがわかりました。韓国は、OECDに加盟した1996年から26年連続で1位となっています。 
 
OECDがまとめた去年の男女間における賃金の格差に関する統計で、韓国は31.1%を記録し、OECD加盟39か国の中でもっとも大きかったということです。
 
2位は24.3%のイスラエル、3位は22.1%の日本で、G7=主要7か国の中では、アメリカが16.9%、カナダ16.7%、イギリス14.3%、ドイツ14.2%、フランス11.8%、イタリア7.6%の順でした。
 
女性や労働者の権利に詳しい専門家らは、韓国の男女間の賃金格差が大きい理由として、キャリアの断絶と年功序列型の賃金体系を挙げました。
 
韓国女性政策研究院のキム・ナンジュ博士は、女性は30代に妊娠と出産によってキャリアが断絶されるため、韓国の年功序列型の賃金体系の中で女性が管理職になるのは難しいと指摘し、女性管理職の割合を積極的に引き上げる対策が求められると強調しました。

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