新型コロナウイルスの3回目以降のワクチン接種、ブースター接種の冬の集中接種期間が12日に始まったのにあわせて、接種の対象が18歳以上から12歳以上に拡大されました。 
 
中央災害安全対策本部は、「12日から12歳以上の青少年もオミクロン株対応の改良ワクチンの予約接種と当日接種が可能になり、予約接種は19日から始まる」と明らかにしました。
 
接種できる改良ワクチンは、食品医薬品安全処が12歳以上の青少年向けに使用を認めたファイザー社のBA.1とBA.4/5基盤のワクチンで、アレルギー反応の履歴があるなど例外的なケースについては、ノババックス社のワクチンも認めるということです。 
 
対象は2回目のワクチン接種を完了した人で、改良ワクチンによるブースター接種の間隔は、最後に接種を受けた日から3か月以降です。
 
中央災害安全対策本部は、冬の追加接種への参加を更に高めるために、今月18日までとなっていたブースター接種の冬の集中期間を、31日まで延長すると明らかにしました。

一方、12日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は2万5667人で、月曜日の発表分としてはこの13週間で最も多くなりました。

重症患者数は前日より38人増えて478人で、ここ3週間400人台です。