結婚してから5年以内の新婚夫婦の平均年収が初めて6000万ウォンを超えた一方、借金も過去最高となったことが統計庁の調査でわかりました。
統計庁が12日にまとめたところによりますと、去年の新婚夫婦の年収は平均で6400万ウォンと、前の年に比べ6.9%増え、過去最大の増加となりました。共働きをする初婚のカップルが増えていることが背景にあるとみられます。
一方で、借金を抱えている新婚夫婦の割合も89.1%と、過去最高となりました。
借金の中央値は、前の年より15.4%増えた1億5300万ウォンで、これも過去最高です。
統計庁の関係者によりますと、不動産価格の影響で、住宅ローンの借り入れが増加し、借り入れ残高が2億ウォン以上の夫婦の割合が増えたということです。
専門家は、共働きによって収入は増えているものの、高金利や物価高などの影響で、家計の負担が減ったとは言い難い状況であると指摘しています。