年末の恩赦の対象者を選定する恩赦審査委員会が今月23日に開かれることになり、対象者に李明博(イ・ミョンバク)元大統領が含まれるかどうかに関心が集まっています。
法務部の恩赦審査委員会は23日、年末の恩赦の対象者を選定する審査を行ったあと、その結果を尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に報告する予定です。
対象者は27日の閣議を経て、28日午前0時に赦免されることになります。
李明博元大統領は、今年8月、日本の植民地支配からの独立記念日「光復節(クァンボクジョル)」の恩赦の対象からは外れましたが、政界や法曹界では、今回は含まれる可能性が高いという見方が出ています。
李元大統領は、収賄や横領の罪で、おととし10月に懲役17年の実刑判決を言い渡され、およそ2年間服役しています。