尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は15日、政権が掲げた国政の課題について、就任初年度の履行状況を確認し、来年度の推進計画を説明する国政課題点検会議を開きました。
尹大統領は15日午後、青瓦台の迎賓館で第1回国政課題点検会議を開き、冒頭で「国政課題は、国民との約束だ。約束がきちんと守られているか、問題点は何かを事細かく点検する」と述べました。
今回の会議は100分間で、一般市民から選ばれた100人のパネルも出席し、テレビで生中継されました。
会議は、▲経済と国民生活 ▲地方時代のビジョンと戦略 ▲年金·労働·教育という、3つのテーマのもと進められました。
テーマ別に関係省庁の長官が国政課題の履行状況について報告し、パネルの100人が気になる点を直接大統領や長官に質問し、答弁を聞く方式です。
パネルのメンバーは、各テーマの関係省庁が、その政策を必要とする国民のなかから慎重に選び、招待したということです。
大統領室の関係者は、討論で指摘された点を改善し、来年の業務に反映するプロセスを今後も重ねていく方針だと話しています。
尹大統領が開いた会議が生中継されたのは、ことし10月27日の非常民生経済会議に続いて2回目です。