韓国とタイが、国交樹立から65年となる来年からの2年間を「相互訪問の年」とし、観光分野での協力を強化することになりました。
文化体育観光部が15日、発表したところによりますと、タイの観光スポーツ省と、来年と再来年を「相互訪問の年」とすることなどを盛り込んだ、観光分野での協力に関する覚書を13日に結んだということです。
東南アジアの国との「相互訪問の年」の指定は初めてです。
15日には、タイで両国のメディアや観光業従事者130人あまりを招いて「韓国観光の夕べ(KoreaNight)」を開き、韓国の6人組女性アイドルグループ「Apink」のメンバー、チョン・ウンジさんを「相互訪問の年」の広報大使に任命しました。
文化体育観光部の関係者は、「タイは東南アジアで韓流の拠点と呼ばれるほど韓国への関心が熱い国だ。東南アジアの国とは初めてとなる『相互訪問の年』の指定をきっかけに、観光と韓国文化(Kカルチャー)をつなぎ合わせ、国際観光需要を先取りできればと思う」と期待を述べました。