文化体育観光部は日本の国土交通省と16日から2日間、韓国の釜山（プサン）で韓日観光振興協議会を開き、両国間の観光交流の活性化に向けた協力について議論します。 
 
韓国と日本は、観光協力にもとづく関係発展を目指して、1986年に韓日観光振興協議会を発足させ、毎年、会議を開催しています。去年は、新型コロナの流行のため、オンラインで会議を行いました。
 
韓日の双方の訪問者数は年々増加し、2019年には年間1000万人に上っていました。その後、新型コロナウイルスの感染拡大と韓日関係の悪化により、3年近く交流が停滞していましたが、コロナ禍で２年以上運航を停止していた金浦（キムポ）―羽田の航空路線の再開や、ビザなし渡航の再開などにより、ことし後半からは往来の回復に弾みがついています。
 
協議会で、両国は、コロナ禍以降の観光政策を共有し、地方観光を盛り上げるための取り組みについて話し合うほか、観光活性化に向けた合意文に調印することにしています。
 
韓国は、政府の「観光振興基本計画」を紹介し、「2023～2024韓国訪問の年」や「K観光ロードショー」の計画をPRしたいとしています。