韓国、日本、そしてアメリカの北韓担当高官は、18日の北韓による準中距離弾道ミサイルの発射を強く糾弾し、国際社会の団結が重要という点を改めて確認しました。
外交部で北韓問題を担当する金健(キム・ゴン)韓半島平和交渉本部長は18日、アメリカ国務省のソン・キム北韓担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長と、それぞれ電話協議を行いました。
3か国の首席代表らは、北韓がMRBM=準中距離弾道ミサイルを発射し、韓半島と域内の緊張を高めたことを強く糾弾しました。
また、国連の安保理決議に反する北韓の挑発に国際社会が団結して断固たる対応を取ることが重要だと強調しました。
3か国の首席代表らは、今月13日にインドネシアのジャカルタで協議を行い、強固な韓米連合防衛体制と韓日米安保協力の持続的な拡大を通して北韓への抑止力を強化することで一致しています。
北韓は、17日午前11時13分ごろから午後0時5分ごろにかけて、韓半島北西部の平安北道(ピョンアンブクト)東倉里(トンチャンリ)付近から、韓半島東の海、東海(トンヘ)に向けてMRBMを合計2発、発射しました。
東倉里一帯は、北韓が3日前に高出力の個体燃料エンジンを試験した場所で、固体燃料エンジンを適用した新型MRBMの発射実験を行った可能性があります。
今回のMRBMの発射は、先月18日にICBM=大陸間弾道ミサイルを発射して以来、1か月ぶりの挑発です。
★2022年12月20日修正