インフルエンザの流行が本格化しているとして、疾病管理庁は、積極的なワクチン接種を呼びかけています。
疾病管理庁によりますと、インフルエンザが疑われる患者の数は、外来患者1000人のうち30人の水準に上っていて、なかでも7歳から18歳までの患者の数が増えているということです。
政府は、生後6か月から12歳までの子どもや、65歳以上の高齢者、そして妊婦を対象に、インフルエンザワクチンの無料接種を行っており、今月17日現在のワクチンの接種率は、子どもが71.3%、高齢者が79.4%、妊婦が47.6%となっています。
疾病管理庁は、「インフルエンザの流行が通常1月にピークに達することを考えると、重症化のリスクが高い人は、年内にワクチンを打つことが望ましい」として、ワクチンの接種を呼びかけています。