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政治

梨泰院転倒事故の国政調査 与党も参加へ

Write: 2022-12-21 10:42:46Update: 2022-12-21 10:52:02

梨泰院転倒事故の国政調査 与党も参加へ

Photo : YONHAP News

梨泰院(イテウォン)の転倒事故をめぐる国政調査をボイコットしていた与党「国民の力」が、調査に参加することを決めました。 
 
「国民の力」所属の国政調査特別委員会の委員らは20日、記者会見を開き、野党の一方的な国政調査による政治利用を防ぎ、事故の真相究明や再発防止などのため国政調査に参加することを決めたと明らかにしました。
 
国政調査の実施は、先月24日に与野党合意のもと議決されたものの、「国民の力」は、最大野党「共に民主党」が李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官の解任建議案を国会で可決させたことに反発し、国政調査をボイコットしていました。
 
これを受けて、「共に民主党」をはじめとする野党3党は19日、自らの議員だけで国政調査特別委員会の全体会議を開き、調査の具体的な日程や証人のリストを確定しました。
 
「国民の力」が国政調査への参加を決めたきっかけとなったのは、20日に行われた「国民の力」の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表と遺族19人との懇談会でした。
 
この懇談会で、遺族らは朱代表に対し、事故で犠牲になった家族を予算案の成立や李長官の解任問題など、与野党間の交渉の道具にしてほしくないとして、「明日にでも国政調査に復帰してほしい」と涙ながらに訴えました。
 
朱代表は、懇談会のあと、「国民の力」所属の国政調査特別委員らを説得し、国政調査へ参加するよう呼びかけたということです。
 
これにより、与党の委員らも野党3党が議決した日程に沿って、21日の現場調査から参加することになりました。

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