ソウル市の新型コロナウイルスの感染者のうち、15%は再感染であることがわかりました。
ソウル市が21日に明らかにしたところによりますと、ソウル市で新型コロナの再感染者がことし6月から増加し、12月の第1週の平均は15%となりました。
ソウル市で再感染者が初めて確認されたのは去年5月で、その後、感染者に占める再感染者の割合は1%未満を維持していました。
しかし、ことし6月の第2週に2.5%まで増加し、その後も徐々に増え、先月10%を超えました。
一方、中央災害安全対策本部は21日、免疫効果の減少によって新型コロナの再感染率が高まっており、オミクロン株の新たな派生型「BN.1」の検出率も20%を上回ったと指摘しました。
「BN.1」の国内での検出率は、11月の第3週の5.7%から12月第2週には20.3%とおよそ3.6倍に増加しています。
中央災害安全対策本部の金星鎬(キム・ソンホ)第2総括調整官は、「気温が急降下して屋内での活動が増えたほか、忘年会が増えたことで人との接触も増えているため、今回の再流行の推移を予断することは難しい」と話しています。