先月日本を訪れた外国人の3人に1人が韓国人だったことが、日本政府の集計でわかりました。
日本政府観光局が21日、公表した統計によりますと、11月に日本に入国した外国人はおよそ93万4500人で、このうち33.8%にあたるおよそ31万5400人が韓国人だったということです。
11月に日本を訪れた韓国人の数は、10月のおよそ2.6倍で、新型コロナ前だった2018年の11月と比べてもおよそ1.5倍となっています。
日本政府はことし10月11日に韓国を含む68か国と地域に対してビザなしでの短期滞在を認める措置を再開し、韓国人は2年7か月ぶりにビザなしで入国できるようになりました。
日本政府観光局は、日本を訪れる韓国人が急激に増えたことについて、日本側の水際対策の緩和に加えて、韓国側の出国規制やこれまで義務付けていた韓国入国後1日以内のPCR検査を廃止したことなどが背景にあると説明しています。