FIFA＝国際サッカー連盟は26日、「サッカーワールドカップ・カタール大会の忘れられない７つの瞬間」を発表し、そのうちのひとつに、韓国のベスト16入りを決めた、ファン・ヒチャン選手によるポルトガル戦の決勝ゴールが選ばれました。 
 
韓国は、1次リーグの第3戦でポルトガルと対戦し、試合開始早々、ポルトガルに先制を許しましたが、前半27分にキム・ヨングォン選手のゴールで同点に追いつき、後半のアディショナルタイムで、ソン・フンミン選手がドリブルで運んだボールをファン・ヒチャン選手が決勝ゴールにつなげ、韓国は12年ぶりにベスト16入りを果たしました。
 
FIFAは、「一時、グループ最下位に落ちた韓国だったが、キム・ヨングォン選手のゴールで同点に追いつき、試合終盤、ファン・ヒチャン選手の劇的なゴールが決まった。韓国の選手は試合の後、グラウンドに集まりスマートフォンでウルグアイ対ガーナの試合を見守り、決勝トーナメント進出決定の瞬間を確かめた」と、当時の状況を説明しました。
 
このほか、初戦でアルゼンチンを破ったサウジアラビアのサーレム・アッ・ドーサリー選手の決勝ゴールや、モロッコ代表のアフリカ勢初の準決勝進出、そしてスペイン戦で決勝点を決めた田中碧選手のゴールなどが７大名場面に選ばれました。