北韓の無人機5機が26日午前、韓国の領空に侵入したことをめぐって、李鐘燮(イ・ジョンソブ)国防部長官が謝罪しました。
李長官は、28日の国会国防委員会で、「国防部長官として適切に対応できず国民に対して申し訳ない」と述べました。
李長官は、26日午後0時10分に北韓の無人機が領空を侵犯したことについて報告を受け、2分後の午後0時12分に尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に電話で報告したと明らかにしました。
北韓の無人機が大統領室のある龍山(ヨンサン)の上空を飛行したかという質問に対しては、「龍山までは来ていないと確信する」と強調しました。
尹大統領が前日、前の政権での対応不足を指摘したことに関しては、「敵を想定した実質的な訓練が欠けていた。すべての戦略資産を合同参謀本部が統合して運営する訓練は行われなかった」と話しました。