韓国の造船会社のことしの受注量は去年より減り、2年連続で中国に1位の座を明け渡したことがわかりました。
造船の規模を示す単位は、単純に船の大きさを足し上げる「総トン」と、総トンに船の種類に応じて定めた係数をかけ、受注量をより正確に表す「CGT=標準貨物船換算トン」があります。
イギリスの造船関連リサーチ会社クラークソンリサーチによりますと、ことしの世界の造船発注量は4193万CGTで、このうち37%に当たる1564万CGTを韓国の造船会社が受注し、中国に続いて世界第2位となりました。
韓国の受注量は去年に比べて11%減っています。
韓国はおととしまで3年連続で1位でしたが、去年から、自国の発注量が増えた中国の造船会社に押されています。
さらに、全国各地に造船所を持つ中国とは異なり、韓国は造船所の数が限られているため、2026年末の引き渡し分まですでに予約がいっぱいとなっていて、韓国が受注を断らざるをえなかったケースも出ています。
納期を急ぐ海運会社が中国の造船会社にLNG=液化天然ガスのタンカーを発注し、中国のシェアが大きく伸びたということです。