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韓半島

金正恩氏が錦繍山参拝 ことしも新年の辞の発表はせず

Write: 2023-01-02 11:17:00Update: 2023-01-02 11:18:52

金正恩氏が錦繍山参拝 ことしも新年の辞の発表はせず

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、新年最初の公式行事として、祖父の故金日成(キム・イルソン)主席と父の故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の遺体が安置されている平壌の錦繍山(クムスサン)の太陽宮殿を参拝したと、朝鮮中央通信が2日報じました。 
 
参拝には、金徳訓(キム・ドクフン)首相、趙甬元(チョ・ヨンウォン)党組織書記、崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長、李炳哲(リ・ビョンチョル)党中央軍事委員会副委員長などが同行したということです。
 
朝鮮中央通信は、金委員長が故金日成主席と故金正日国防委員長に「崇高な敬意」を表し、新年のあいさつをしたと伝えました。
 
金委員長は就任後、2013年から2018年を除いて毎年元日に太陽宮殿を参拝しています。
 
一方、金委員長は、ことしも肉声による新年の辞を発表しませんでした。
 
金委員長は2013年から2019年までの7年間、毎年、肉声で新年の辞を発表していましたが、2020年からは党中央委員会総会の結果を発表して新年の辞に代えています。去年は、前年末に党中央委員会総会が開かれなかったため、労働新聞に直筆の年賀状を掲載しています。
 
こうした変化について、北韓専門家は、北韓で党を中心とした体系的な統治システムが機能していることをアピールする狙いがあるとの見方を示しています。

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