中国で新型コロナウイルスの感染者が急増しているなか、海外で感染し、ここ1週間に韓国に入国した人のうち、中国からの入国者の割合が40%を上回ったことがわかりました。
疾病管理庁が4日明らかにしたところによりますと、先月28日から今月3日まで、海外で感染した入国者587人の41.9%に当たる246人が、中国からの入国者でした。
海外から流入した感染者のうち、中国からの入国者の割合は、去年11月は1.1%にとどまりましたが、中国国内での感染状況が悪化したことで12月末には17%まで増加しました。
さらに、今月2日から中国からの入国者全員に対するPCR検査が義務付けられたこともあり、2日に入国し陽性判定をうけた人のうち、中国からの入国者の割合が76%に達しました。
韓国国内では新型コロナの感染拡大の勢いが収まりつつあるなか、水際対策の効果が、今後の感染状況に影響するとみられます。