物価高が急激に進んだ去年、韓国風中華料理の「ジャージャー麺」など、おもな外食メニューの価格も上昇し、この30年でもっとも大きく値上がりしたことがわかりました。
韓国消費者院が4日、明らかにしたところによりますと、ソウルの代表的な外食メニュー8つのうち、もっとも大きく値上がりしたのは「ジャージャー麺」で、去年1月は平均価格5769ウォンだったものが同じ年の12月には6569ウォンとなり、13.8%値上がりしたということです。
豚バラ焼肉の「サムギョプサル」は、200グラム16983ウォンだったものが 19031ウォンに、韓国風海苔巻きの「キンパ」は2769ウォンだったものが3100ウォンに、それぞれおよそ12%値上がりしました。
このほか、鶏を煮込んだスープの「サムゲタン」、韓国風うどんの「カルグクス」、キムチ鍋の「キムチチゲ」なども値上がりしました。
統計庁によりますと、去年の外食メニューの価格上昇率は7.7%と、全体の消費者物価の上昇率5.1%をはるかに上回り、この30年間でもっとも高かったということです。