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政治

北韓の無人機 大統領室撮影の可能性 当局の見解にずれ

Write: 2023-01-06 11:13:08Update: 2023-01-06 21:05:03

北韓の無人機 大統領室撮影の可能性 当局の見解にずれ

Photo : YONHAP News

先月韓国に侵入した北韓の無人機が大統領室の建物を撮影した可能性について、韓国の情報機関、国家情報院と韓国軍との間で認識にずれが出ています。 
 
韓国の情報機関、国家情報院は、先月韓国に侵入した北韓の無人機が大統領室の建物を撮影した可能性を排除できないとの認識を示しました。
 
国会情報委員会の幹事を務める最大野党「共に民主党」の尹建永(ユン・ゴニョン)議員が5日に明らかにしたところによりますと、5日の国会情報委員会で尹議員が無人機が大統領室を撮影した可能性について指摘したところ、国家情報院は「その可能性を排除できない」と答えたということです。
 
一方、韓国軍合同参謀本部の関係者は6日、記者らに対し、「北韓の無人機が大統領室を撮影した可能性はない。撮影したとしても意味のある情報はないはずだ」と国家情報院の見解を否定しました。
 
これについて、大統領室の関係者は6日、KBSとの電話インタビューで、「無人機の航跡をみると、龍山からは距離が遠いうえ、大統領室は南山(ナムサン)などに隠れている。物理的に撮影はできなかったはずだ」と述べました。
 
この関係者はそのうえで、「軍当局が北韓の無人機を確保したわけではないため、100%正しいとはいえないが、分析を通じて確認された航跡を踏まえると、大統領室が撮影された可能性は事実上ない」と説明しています。

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